ワイヤレスイヤホンは多くの製品が販売されています。どの製品を選んだ良いか悩む人も多いのではないでしょうか。
仕事、勉強、趣味など、目的も様々です。ここでは、目的や用途に必要な機能や性能を紹介をし、ワイヤレスイヤホンを選択する時のポイント、メーカの歴史や独自技術などお伝えします。
【目次】
スペック(仕様・機能)について
ワイヤレスイヤホンには、使用目的に合わせて重視するスペック(仕様)がいくつかあります。購入する時に、そのスペック(仕様)を確認し選択をすることをおすすめします。
購入する際は、製品の紹介に以下のスペック(仕様)があります。特に重要なスペックについてピックアップしました。参考にしてください。
基本仕様(形状や使用部品、電気的特性など)
機能(通信規格や性能など)
Bluetoothコーディック(音質にかかわる音データの圧縮方法など)
ワイヤレスイヤホンの選択方法
使用目的に合わせ、その機能・性能(こだわり)を重視して選ぶことをおすすめします。
■音質に拘りたい!
■再生時間が長持ちがいい!
■フィット感が大切!
■その他の機能
音質に拘りたい!(音楽や映画やゲームなど)
音質を重視したい場合は以下のスペックを参考に選択をしてください!
ゲームなどで使用する場合は、音の遅延や、途切れなどのないよう通信品質が良い、Bluetooth:ver5は重視すべきだと思います。
また周囲の雑音(電車の中や喫茶店の中など)のなかで、音楽だけに集中したい人は、周囲の雑音を除去できるノイズキャンセリング機能がある製品を選ぶことをおすすめします。
音質を重視する場合は、構造が精密で高機能となるためコストも高くなります。
ボーズ社と言えば音響メーカとして歴史ある企業ですが、ボーズのスピーカなどオーディオ製品などで、音響や音質に拘った製品開発のメーカとしてとても世界的に有名です。
音響への拘り、それはボーズ社のWEBサイトにある「ボーズの最初の50年」を見ていただければわかると思います。
心理音響学
心理音響学は、音がどのように耳に届くかについての研究です。それはボーズがオーディオ製品を製作するためのまさに基礎であり、その歴史は会社の創立にまで遡ります。ボーズ博士はあることに気が付きました。それは他社のスピーカーは音の聞こえ方でなく、音の作り方だけを測定していたことです。
長年蓄積した音響学のノウハウに基づき、ドライバーユニットやアンプの構造をくしして開発された製品かと思います。
意図的に周囲の音も聞こえるゆにつくられ、開放感のなかで自然に音を楽しむことができ、特に低音の密度が高い心地良い音を聞かせてくれる製品です。
ソニーと言えばかつて、ウォークマン(WalkMan)の生みの親として有名ですが、製品の高性能を引き出す独自技術やデザイン性で世界をリードして来た企業です。
アップル社の創設者であるスティーブンジョブズさんもソニー製品のファンでもあり、アップル社製品もソニーに追いつき追い越したいという思いで開発をしていたことも有名な話ですよね。
WF-1000XM3の魅力はやはり、そのデザイン性と高度なデジタル技術が見事に調和された製品だと思います。
魅力としては、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能と高温質技術DSEEHXを搭載、人間工学に基づき、耳の3点で支える「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」により高い密閉性の装着性だと思います。
再生時間が長持ち(旅行やキャンプなど)
充電時間を重視する場合は以下のスペックを重視してください!
充電時間が短く、再生時間が長い製品がいいですよね。ケースの充電時間も考慮して選択することをおすすめします。
充電時間が長持ちする製品は内部電池も大きくなるので、本体が比較的大きくなりがちです。急速充電機能により、15分の充電で2時間程度再生が可能な製品もあります。
Ankerと言えば、モバイル電源の製品が有名ですが、2011年に創設され、最新テクノロジーを採用しながら、高品質のスマートデバイス周辺機器を提案し、米国や日本、欧州各国などの世界EC市場でベストセラーや売上1位を獲得しています。
私も購入ましたポータブル電源も、高性能と洗礼されたデザインでとても満足しています。Ankerは電池・電源メーカだけあって、長時間再生や急速充電の機能を有しています。
オーディオテクニカの歴史は、1962年に創業者の松下秀雄がアナログカートリッジを製作したことから始まっています。オーディオテクニカはアメリカ・オハイオに販売会社を設立し、世界各国に製品を輸出・販売してビジネスを拡大。
当時の米法人の社長であったジョン・ケリー氏からの提案で、カートリッジと同じ販路を活かしてヘッドホンを販売してみてはというアイデアがあり、オーディオテクニカとして1974年に初めてのヘッドホンを開発・販売。音に拘りのある歴史ある日本のメーカです。
フィット感(スポーツやフィットネスなど)
フィット感を重視する場合は以下のスペック(仕様)を重視してください!
激しい動きをする時(スポーツなど)に使用したい場合は、イヤーフックやイヤーウイングが付属している製品を選択した方が良いです。
カナル型の場合はランニング時に、車のクラクションや自転車のベルなどが聞こえない状態となるため、危険性もありますので注意が必要です。
ビーツの製品は、ヘッドホンやスピーカのブランドとして有名です。ブランド名は「Beats by Dr. Dre(ビーツバイドクタードレー)」。特にヘッドホンのブランドとして有名で低音を強調した製品を販売しています。
2014年にアップル社に買収されましたが、独自のデザイン性などファンのユーザーも多くいます。
Powerbeats proの特長は、やはり装着性の良さです。イヤーフックの構造で耳への装着もスムーズ。イヤーフックも柔らかい材質(シリコン?)で最高のフィット感が得られます。
密着して外れにくく密閉性と遮音性のあるカナル型のイヤホンではありますが、遮音性をおさえ外音がある程度聞こえるようになっています。
その他の機能(ハンズフリーや防水性など)
最近のワイヤレスイヤホンには様々な機能が内蔵されています。音声コマンドで操作ができたり、ハンズフリー機能は、音楽視聴中に電話が架かってきた時、その場で会話がきたりします。
また、防水性が高い(IPX7~8)製品であれば雨天時のスポーツへの使用やお風呂やシャワーを浴びているときでも使用ができます。用途や好みに合わせて、必要な機能を内蔵している製品を選ぶのが良いのではないでしょうか。
Mobvoi社は最先端AIテクノロジーを駆使した「音声認識」「自然言語の分析」「車載機器」「スマートスピーカー」そして「スマートウォッチ」を開発を行うスタートアップ企業です。
主に、グーグル、フォルクスワーゲンが出資しており戦略的なパートナーシップを締結し急成長を遂げています。
この製品は、タッチレスコントロールを可能にしたワイヤレスイヤホンです。音声コマンドや頭の動きで操作が可能です。
音声コマンドは、SiriやGoogleアシスタントなどの音声アシストを使用せずにイヤホン独自の音声コマンドで操作できる機能を内蔵しています。もちろんタッチによる操作も可能です。
再びAnker社の製品ですが、この製品は各種機能が付いているのに低コストです。特に防水性に優れていて、シャワーやお風呂などに入りながら、映画や音楽を聞くことも可能なIPX7の防水性能を備えています。
またイヤホン単体で5時間の再生時間やBluetooth5.0対応、価格も5000円程度と高コストパフォーマンス製品としておおすすめです。
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