子供に読ませたい最強の一冊!「君たちはどう生きるか」

子供に読ませたい最強の一冊教育
子供に読ませたい最強の一冊

子供に読ませたい最強の一冊をご紹介します。中学生くらいのお子さんには、是非この本を読んでほしいと思います!原作は1937(昭和12年)に発行された本、この本に書かれてい事は、これからの社会で活躍できる大人に成長するために大事なこと(気付き)が多く書かれています。

子供に読ませたい最強の一冊!

ご存知の通り、今の社会はテクノロジーが急速に変化し、グローバルな社会へ移り変わっていきます。何を選択し何を目指したら最良な人生をおくれるのか、どう行動をしていけばいいのか。そんな悩みを持っている若者が本当に多いです。

私の世代は、大手企業や一流企業に入社すれば生涯安心。いってみれば就社(会社を選ぶ)が優先された時代でした。

しかしこれからは、個人個人が何が出来るかが求められる社会となり、就社ではなく本当の意味での就職(職を選ぶ)を時代になりました。

いい大学に入学し大手企業に入社することが最良とは言えません。

入社した新卒者の3割は3年以内に退職をしているという今の社会、今の若い人の考え方、働き方の価値観も多様化しています。

今の中学生が就職するころは、働き方改革も促進され、人口知能(AI)などのテクノロジーが人に代わって行う仕事も増え、今からは予想がつかない社会になります。

そんな社会に適応し、人や社会、会社に貢献できる大人に成長するために大事なことは何か。

君たちはどう生きるか」という本をご紹介します。吉野源三郎の作品で最近(2018年頃)、マスコミでも多く取り上げられた本です。

原作は1937(昭和12年)に発行された本ですが、戦前(第二次世界大戦)から今日にいたるまで読まれ続けられている本です。

子供の教育に良い書籍として戦前から今日にいたるまで読み続けられていた本です。

この本が何故時代を超えて読み続けられてきているのか、そして今後どの様な時代になっても、子供が成長する過程で必要な考えや大切なことが、この本に書かれています。

またそれは、大人の世代にとっても、人生を生きていくうえで大切なことを振返らせてくれる内容でもあります。

この本を通じて、子供に伝えたいことをいくつか紹介します。

何ごとにも興味関心を持ち感じること

当たり前のことを当たり前ととらえるのではなく、何故そうなっているのか疑問に思うこと。

社会にある様々なルールや規則(基準)においても、疑問に思うことがなければ、ただルールだからとかいうことで流されてしまいます。そこには感じることも思考することもありません。

テクノロジーの進歩により、あらゆることが益々便利な時代になります。便利なもの(こと)で済まさず、何故便利にする必要があったのか、そこにはどんな問題や課題があったのか、興味や関心を持って物事を捉え、感じる力を身につけてほしい。

この思考を習慣化することで、物事の本質を捉えることや、新たなものを創造する力に繋がります。

感じたことを深く考えること

感じたことに、それが正しいか正しくないのか、善か悪か、疑問から解を導きだすとき、何故そう思うのかを繰り返し問うこと、自分目線で観たり感じたりするだけでなく、相手目線で観たりなど、多面的に考えることが、本質(解)を見出すためにはとても重要です。

深く考えることは、これから直面する様々な問題や課題に対して、本質を見抜く力を養ってくれます。

考えたことを勇気をもって行動すること

自分で考え得られた解に対して行動が必要なときは、障壁があっても勇気を持って行動をしてほしい。考えたこと、気付いたことは、行動をおこさなければ自分の経験に繋がらない。

行動した結果、たとえ失敗したとしも、そこから学ぶことがたくさんあります。

後悔することもありますが、そのことが記憶に残り、同じ事象や問題に直面したときに必ず役に立つはずです。失敗や後悔から学ぶことで大きい。人が成長するために必要なことです。

失敗を恐れず行動を起せる人は少なくなりました。だからこそ、それが出来る人がリーダになれる貴重な存在になっていくと思います。

まとめ

子供から大人へと成長する過程で学ぶべき大切な事について、今の子供は感じ学べる機会や環境が少なくなってきています。

この先、社会が変化し予想がつかない社会になるからこそ、自分で考え強い意思を持って行動ができる若者が、次世代(社会)のリーダーとして活躍できる存在となると思います。

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